疎植(薄まき、薄植え)でガッチリとした生命力あふれる苗にEM活性液を有効利用することで稲はもちろんのこと、生産者、消費者双方の健康を心かけた栽培管理がされています。(生産者はある意味で、消費者以上に農薬におびえています。)
有機質肥料には米ぬか、魚カスをEMによって発酵させたEMボカシを用い、生長に役立つ微生物を利用した栽培法で生産しています。ボカシを施用した水田では糸ミミズなどの生物が大発生し、土が動き、盛り上るような印象を受けます。
水田近くの牛糞堆肥にカブトムシの幼虫がもこもことたくさん動いているのは偶然でしょうか?
そこヘツバメが飛び交い、内、外、共に賑やかだなと思えば、夏の風物詩、蛍が心のなごむ光を見せてくれ、この農法の楽しさを教えてくれます。
慣行栽培とは比べ物にならない程、膨大な手間、暇、資材代がかかるため、価格は割高になりますが、多くの生物、微生物、そして生産者と共に伸び伸びと育ってきたこのお米には価格以上の価値があります。
数年前からはEM菌の葉面散布、流し込みをさらに増量し、良食味、お米が持つ生命力向上の追及、育土(良い農産物は良い土壌から生み出される。基本はあくまで土という考え)を狙っています。
米袋に輝く有機JASマークは信頼の証です。